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【最終回】”行列のできる相談所”の終わる理由は?視聴率低迷とマンネリ化の背景を徹底解説

行列のできる相談所 アイキャッチ 芸能トレンド
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行列のできる相談所 アイキャッチ

日曜の夜は『行列のできる相談所』というイメージを持ってる方は少なくない。

そんな『行列のできる相談所』は3月30日に3時間生放送スペシャルで最終回となる。

23年も続いたご長寿番組が終了する背景について、解説していきます。

・視聴率低迷が招いた『行列のできる相談所』終了の決断
・番組内容の変化と影響
制作費の増加とその影響
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視聴率低迷が招いた『行列のできる相談所』終了の決断

日本テレビの長寿バラエティ番組『行列のできる相談所』が、2025年3月30日で終了することが決定しました。その背景には視聴率の低迷が大きく影響しています。

視聴率の推移

かつては平均世帯視聴率15%台を誇り、日曜夜の定番番組として人気を集めていた『行列のできる相談所』ですが、
2020年頃、『行列のできる相談所』は世帯視聴率13.5%、個人視聴率8.2%を記録。

2025年には世帯視聴率が7.6%、個人視聴率が5.1にまで低下しています。

他番組との競争

同時間帯の裏番組であるTBSの日曜劇場やテレビ朝日の『ポツンと一軒家』が高視聴率を維持しており、『行列のできる相談所』の競争力が弱まったことが影響しています。競争激化による視聴者の流出も視聴率低下に拍車をかけたとされています。

視聴者のライフスタイルの変化

従来のテレビは「決まった時間に視聴する」という制約がありましたが、現代では「好きな時間に、好きな場所で」コンテンツを楽しむオンデマンド視聴が主流となっています。

ストリーミングサービス(Netflix、YouTubeなど)の普及により、視聴者は自分の興味やスケジュールに合わせた柔軟な視聴が可能となり、若年層を中心にテレビ離れが進み、デジタルコンテンツや動画配信サービスへ移行する傾向が強まっています。これにより従来の視聴者層を維持することが難しくなりました。

番組内容の変化と影響

行列のできる相談所』は、2002年に『行列のできる法律相談所』としてスタートしました。当初は法律問題をテーマにした再現ドラマや弁護士による解説が中心で、視聴者から高い支持を得ていました。

2021年のリニューアル

2021年10月、番組タイトルから「法律」を外し、『行列のできる相談所』へ変更されました。このリニューアルの目的は、法律問題に限定せず旬な話題を幅広く扱う「王道のエピソードトークバラエティ」を目指すことでした。しかし、この変更により番組のアイデンティティが曖昧になり、従来の支持層を失った可能性があります。

視聴者離れの要因

1. 法律問題の減少
法律をテーマにした回が減少し、番組の独自性が薄れました。

2. 方向性の曖昧さ
リニューアル後はバラエティ要素が強化されたものの、他番組との差別化が難しくなり視聴者離れが進んだとされています。

3. 内容のマンネリ化
長寿番組として内容が繰り返しになり、新鮮さを欠いたことが指摘されています。特に、トーク中心のバラエティ形式が飽きられた可能性があります。

4. 出演者の不祥事
主要出演者(島田紳助宮迫博之渡部建など)の不祥事が相次ぎ、番組イメージに悪影響を与えました。このような問題への対応も視聴者離れを加速させたとされています。

制作費の増加とその影響

行列のできる相談所』の終了理由の一つに、制作費の増加が挙げられます。特に豪華なMCやゲストを招くためのコストが高騰し、視聴率低迷とのバランスが取れなくなったことが背景にあります。

豪華な出演者によるコスト増

初代MCの島田紳助をはじめ、東野幸治、後藤輝基、明石家さんまなど、人気タレントを起用することで番組の魅力を維持してきました。
また、話題性のあるゲストを頻繁に招く方針により、出演料が膨らみました。特に近年は芸能界全体で出演料が上昇傾向にあり、負担がさらに大きくなったとされています。

セットや演出への投資

番組内で使用される豪華なセットや演出も高額な制作費を要しました。視覚的なインパクトを重視する一方で、視聴率が低迷したことでコストパフォーマンスが悪化しました。

視聴率低迷とのギャップ

制作費が高止まりする中で、視聴率は8%以下と低迷。広告収入とのバランスが取れず、経済的な負担が番組継続を難しくしたと考えられます。
特に裏番組との競争激化(例:TBSの日曜劇場)により視聴者数が減少し、投資に見合うリターンが得られなくなりました。

テレビ業界全体の収益構造の変化

テレビ広告費全体の減少も影響しています。
テレビ広告費は2020年度には前年比88.7%まで減少し、新型コロナウイルスの影響も相まって広告収益が低迷しています。

広告収入の減少に伴い、番組制作費を削減する動きや地方局の経営統合といった再編も進んでいます。

動画配信サービスなど新しいメディアへの広告シフトが進む中、高コスト番組の維持はさらに難しくなっています。

これらの要因が重なり、『行列のできる相談所』は制作費削減や収益性改善が難しくなり、終了という決断に至ったとされています。

まとめ

筆者は30代なのですが、やはり『行列のできる相談所』は昔からある番組で自身も学生の頃によく見ていました。

一つの事例に対して、各弁護士が繰り広げる法律バトルが面白くて視聴していた記憶があります。

昔ながらある番組が一つ、また一つと消えていくのは悲しいですが、最終回では今まで出演された弁護士がフル再登場するとのことで、最後に法律バトルが見られるのか気になるところですが、放送を楽しみにしましょう。

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