3月19日、テレビ朝日は、社員が会社経費を不適切に使用していたこと、スタッフにパワーハラスメントを行っていたことを理由に、懲戒処分を行ったと公式ホームページで発表。
その社員こそが”ナスD“である。
今回の件について、3つのポイントを踏まえ、調査してきました。
プロフィール公開
・ナスDの裏の顔を暴露！パワハラや
経費の不正利用についての詳細
・今後のナスDの処遇について
ナスDとは？プロフィール公開
経歴
大学へ進学し、劇団に入団。当初は獣医師志望でしたが、19歳からテレビ業界で働き始め、2003年にテレビ朝日に入社しました。
彼はバラエティ番組『いきなり!黄金伝説。』や『陸海空 地球征服するなんて』でゼネラルプロデューサーとして活躍し、特に『陸海空』シリーズでは「部族アース」の取材ディレクターとして出演。現地で奇行を繰り返し、その破天荒なキャラクターが話題となる。
旅の途中、刺青用の染料に使われる果実の汁を顔や体に塗りまくった結果、肌がナスのように青黒く変色し元に戻らなくなってしまったことから「ナスD」の愛称がつきました。
2020年には冠番組『ナスD大冒険TV』がスタートし、現在エグゼクティブディレクターとして活動しています。また、妻は料理研究家の森崎友紀です。
ナスDの裏の顔を暴露
一体何が原因でナスDは懲戒処分を受けなくてはならなかったのか、調査してきました。
そして、明らかになったのは2点でした。
ナスDのパワハラ
まず発覚したのはナスDによる以下のようなパワーハラスメントでした。
・人格否定の発言：複数のスタッフに対し、外部編集室などで人格を否定するような侮辱的な言動を繰り返した。
・威圧的な態度：頻繁に怒鳴り声を上げたり、公然と批判的な発言を行うなど、職場環境を悪化させる行動が常態化していた。
・過剰な業務負担の強要：長時間労働や休日取得の制限をスタッフに課し、納期を極端に短縮する指示を出すことがあった。
これらの行為により、スタッフの精神的負担が増大し、一部は退職や休職に追い込まれたとされています。
経費の不正利用
次に経費の不正利用です。
2019年から2025年1月にかけて、個人的な会食費や私的な目的で購入した食材や物品を含む1686件を経費として処理しており、総額は約517万円に上り、制作費を私的に流用していた。
テレビ朝日が定期的に行っている制作費のチェックにより、2024年10月に不正が発覚。
ナスDの今後の処遇について
今回のパワハラ、経費の不正利用の発覚に伴い、テレビ朝日は以下のような処分を下しました。
降格処分：テレビ朝日は、経費の不正使用とパワハラスメントを理由に、ナスDをエグゼクティブディレクターから降格させました。
返済：不正に受領した約517万円の全額返済。←完済済み
番組打ち切り：担当していた「ナスD大冒険TV」は今回の事案を受けて放送終了となりました。公式Instagramと公式X、公式ホームページはすでに削除されている。
管理監督者への処分：彼の上司や関係者も減給処分を受け、常務取締役は報酬の一部を自主返納しました。
まとめ
画面越しに見るナスDは、野生味あふれており、とても面白く、プライベートでもきっと親しみやすい人柄なんだろうなと個人的に感じていただけに、少し残念でしたね。
もしかしたら、仕事に対してストイックで、いかに視聴者に楽しんでもらえるかを追求しすぎた結果、周りを振り回してしまったのかもしれませんね。
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